もっと美しく若々しくみせる!アラフィフのためのメイク講座【第1回】

アラフィフのためのメイク講座

メイクを若い頃と同じ感覚でしていると、逆に「老け見え」になってしまうかもしれません。アラフィフ以降の世代のための、アラフィフがもっと美しくみえるメイク講座を実際にコスメカウンター内で1万人以上の方のメイクをされていた桑原恵子さんにご指導いただきました。プロのモデルさんではなく、日々デパートのコスメカウンターにいらっしゃる、ごく普通の主婦やOLの方たち、またシニア層の方たちにメイクをされていただけあり、年齢を重ねた等身大の女性を美しくみせるテクニックを熟知されています!さて、第一回目は、アラフィフ以降世代が若々しく見える眉毛の描き方です。

恵子さん紹介文 高橋麗奈紹介文

お悩み

赤波線

アラフィフ以降の
自然に見える
眉毛の描き方を知りたいです。
年齢にマッチしつつ
若見えする眉だと嬉しい!

タイトル1

恵子さん(以下 Keiko):
アラフィフ世代の若い頃は細眉が流行っていたので、今も細めに描く人が多いんですよね。今の時代で細眉は違和感がありますし、老けて見える原因にもなります。麗奈さんは毛自体がしっかりあるので今の細さでもおかしくはないですが、もう少し太くした方が今っぽくなります。

メイク画像1

高橋(以下 Rena):
あ!眉の下側を描いていくのですね!今まで眉の上ばかり氣にして整えてました。

Keiko :
そうです。まぶたが広いと老けた印象になるので、眉の下側にアイブローペンシルで1本ずつ足すように描いていきます。若い頃に抜き過ぎて自眉が細くなった人も下側に足した方が自然です。

Rena :
こんなに丁寧に描くんだ~

Keiko :
毎朝細かくペンシルで描く時間がなければパウダーでも構いませんが、描きたい眉の形がしっかり決まって描くのに慣れるまではペンシルで1本1本描くのがおすすめです。

ポイント1

自眉の下側をアイブロウペンシルで描くことでまぶたが狭く見えて若々しい印象に!

ポインエンドライン
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程よい硬さが描きやすく馴染ませやすい日本人に合うダークベージュのアイブローペンシル

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タイトル2

Keiko:
普段アイブロウパウダーは柔らかい毛のブラシを使っているんですか?

Rena :
はい。もしかして硬い方が良いんですか?

Keiko :
たまに描いた眉が消えてしまっている人を見かけますが、眉が消えやすい原因は、パウダーが眉の毛の表面に付いただけで肌に描けていなかったのかもしれないです。柔らかいブラシだと肌までしっかり届かないので。

Rena :
なるほど~!確かに私も、たいてい夕方には眉毛途中から無くなってます笑 若い頃と比べて鏡をあまり見なくなったので、夕方パッと見て「あ、これで一日過ごしてたんだ」って笑

Keiko :
それと描く前に皮脂をフェイスパウダーでおさえてあげると、しっかり定着して描きやすく落ちにくいですよ。

メイク画像2

眉を描き始める前にパフに取ったフェイスパウダーで皮脂をしっかりおさえます。

ポイント2

アイブロウパウダーは硬めの筆を使って眉毛の奥の肌にしっかり定着させる!

ポイント3

アイペンシルやパウダーで眉を描く前に、脂取り紙やフェイスパウダーで眉の余計な油分をOFF

ポインエンドライン
オーガニックフェイスパウダーUV 絹の油取り紙

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タイトル3,困り顔・不機嫌顔にならないために

Keiko :
メイクをするときは必ず手鏡などで横顔もチェックしてくださいね。

Rena :
それはなんでですか?

Keiko :
正面だけ見て描くと眉尻が不自然に下がってしまったり、逆に上がり過ぎたりしてバランスが悪くなるからです。実は眉毛を描く時は、横姿も大事なんです。(人は)正面からだけでなく、いろんな角度から見られていますので。

Rena :
あ、わかります!私も前に、横から見た眉毛のお尻が、なぜか上がっていることがありました。前だけ見て描くと、そうなることもあるのですね。氣をつけます!!

ポイント4

顔の正面だけではなく横顔もチェックしながらメイクすると美人度アップ◎

ポインエンドライン
タイトル4,左右差のある眉を綺麗に見せるコツ

Rena :
眉の形に差があるのですが… 左右対称に描くコツはありますか?

Keiko :
完全に対称にするのは難しいですが、大切なのは眉頭の位置を左右で揃えることです。眉頭の始まりの位置を左右どちらかを基準にして揃えてあげると氣にならなくなりますよ。

Rena :
確かに眉毛を描いていて思うのですが、左の眉と右の眉の高さが違うのを感じます。

Keiko :
人には表情のクセというのがありますので、実はこの眉毛の始まりの高さがズレている人の方がほとんどなのです。特にアラフィフ以降の世代は、表情筋のクセが定着している場合が多いですね。

Rena :
あ、すごくわかります!私の場合は、右の眉の方が高いんです。自力で指で右眉の上から押し下げたりしてますが笑、そういう問題じゃなかったですね笑

Keiko :
眉頭の位置を左右どちらかを基準にして、例えば、左眉を基準にするのであれば、左眉と比べて右眉の方が高い場合は、右眉の下の方に眉毛を描き足す、という風に、まずは左右の眉頭の位置を揃えてくださいね。それから眉のお尻に向かって描き足すと良いですよ。あと、眉間の間の間隔も見て揃えましょう。高橋さんの場合は、右眉頭がちょっと離れているので、右眉頭の先頭にも描き足すといいですね。

メイク画像3

高橋の場合は右の眉頭を描き足して左右を揃えます。

Keiko :
アイブロウパウダーだけで眉頭を足すと不自然に見えるので、パウダーのあとにペンシルで(顔に対して)縦方向の毛流れを意識して1本ずつ描き足すと左右差が整います。

ポイント5

眉頭の始まりの位置を揃えると左右差が目立たなくなります。

ポインエンドライン
メイク画像4

まぶたが広いと老けた印象になる、というのは、ハッとした氣づきでした。確かにアラフィフ前後からは、まぶたが下がりがち。ぱっちりお目目の方も「目が小さくなった」と思い始める時期ですね。アイメイクではなくて、眉毛メイクでもそれをカバー出来るんだ!と目からウロコでした。眉を描き足している時に、随分下の方に描くんだなぁ、と思いましたが、仕上がりはとても自然!この日以来、下に描き足すのを意識しています。