今月の美味しいたのしみ10月号

塩昆布でつくる
きのこの葛あんかけご飯

塩昆布でつくるきのこの葛あんかけご飯

塩昆布の旨みとともに
秋のきのこを
丸ごと味わう一膳

食欲の秋。
秋のきのこをたっぷり使ったひと品です。
舞茸、しめじ、椎茸など、きのこは酒蒸しにすると、じんわりと汁が出てきます。
そのきのこの旨みに塩昆布を加え、
昆布の旨味とほどよい塩味を重ねました。
お出汁は敢えて使わず、
きのこと塩昆布の旨味を生かし、
生姜の風味も加えた葛でとろりとした優しい餡に。
塩昆布も具材として楽しみます。

葛は古くから食養生にも
用いられてきた食材。
とろみをつけることで、
温かな餡がご飯によくなじみます。
お肉もお魚も使わず、きのこと昆布の旨味で満足できる、秋のご飯ものです。


材料(2人分)

きのこ・・・250g(舞茸、しめじ、椎茸など)*量のイメージとしては、大きめ椎茸3枚、小さめのしめじパック×1、舞茸2/3パックぐらい
塩昆布・・・10g程度
酒・・・大さじ2
水・・・120ml
みりん・・・小さじ2
醤油・・・小さじ1程度
 *濃口醤油でもうすくち醤油でもお好みで。
葛粉・・・大さじ1と1/2
水 … 大さじ1と1/2(葛粉用)
ご飯 … ひとり1.5膳×2
おろし生姜 … 適量


作り方

きのこは食べやすくほぐし、椎茸は薄切りにする。

鍋にきのこを入れ、酒を加えて蓋をする。弱めの中火で2~3分蒸し、きのこから汁を引き出す。

蓋を取り、塩昆布、水、みりんを加えて2~3分煮る。

おろし生姜を加え、味をみて醤油を加える。塩昆布の塩分によって量を調整する。*葛ですこし薄まるので、やや濃いめに。

葛粉を同量の水で溶き、火を弱めて少しずつ加える。混ぜながら加熱し、透明感のあるとろみがついたら火を止める。

温かいご飯にたっぷりかける。

~おいしく作るコツ~

・きのこから出る汁を、最初にしっかり引き出すこと。
・水溶きの葛粉ですが、きのこから出る水分によっても全体の水分量が変わるので、少し多めに作り、お好みの餡の状態に調整してください。
・塩昆布は旨味だけでなく塩味もあるので、お醤油は最後に味をみながら加えてください。
・舞茸を多めにすると香りがよく、椎茸を加えると旨味が深くなります。



今月の美味しい調味料



近藤ゆりこさん

料理家・発酵料理研究家
フォロワー数3万人の人氣 "和えもの" インスタグラマー

著書「味噌、醤油、米酢、みりん、お酒 伝統発酵調味料の魅力 ~四季のレシピ付き~」、「軽やかな和えもの ~味噌・醤油・酢・みりん・お酒でつくる季節の野菜料理レシピ~」

暮らしの和食家 インスタマーク yuriko2yuri

和えもの職人 インスタマーク aemononomiryoku

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